1.日野自動車、エンジン保安基準「型式指定」の検査で、排ガスや燃費について性能を偽る不正

エンジン3機種で、2016年の9~12月に不適切な検査。2021年度の販売数だけでも2万2千台で全体の35%に及ぶ

2.排ガス性能の耐久試験の不正

基準を満たすために処理装置のマフラーを途中で交換した事例もあった。明らかに意図的で法令に違反する。

3.燃費不正

  測定装置の設定を変更し、実際よりもいい燃費の数値が出るようにしていた。

  小型バス向けの1種類のエンジンでも、公表していた燃費効率の数値が実際よりも高い値になっていた。

4.コンプライアンス違反の背景

社長は「数値目標の達成やスケジュールを厳守することへのプレッシャーなどへの対応が取られてこなかったことがある」とした。

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